経営理念

事務所の経営理念について

≪ 私どもの事務所における最優先事項 ≫

~ 何よりお客様の事業が継続するためのお手伝いをすること ~


【 補 足 】
私どもの事務所は、
決してお客様にやさしい事務所ではないかもしれません。
サービス業ではあるものの、お客様の要望に
積極的にお応えできない場合もあるかもしれません。
しかし、それはすべて
お客様の事業が継続するために本当に必要なことは何か?
という基準を最優先に考えながら、お客様に対応させていただいている結果です。

景気には波があります。
そして中小企業にとって、外部環境の影響で業績が変動するのは避けられません。
そのような中小企業が長期にわたって事業を継続していくためには、
不況期をいかに乗り切るか、ということが非常に重要になります。

このような時期における私どものスタンスは、
消極的なようにも聞こえるかもしれませんが、
「環境の悪いときは余計な事をしてはいけない」
ということです。

業績が悪化してくると、
新規事業への参入に類するような相談が増加します。
しかし、経営資源の限られた中小企業が
不況期に新たな取り組みを行うことは非常なリスクを伴います。
好況期から仕込んでおいて、参入のタイミングを計っていた、
というような事業であれば問題ないのですが、
そのような事例は決して多くないのが現実です。

不況期に我慢できる体質をつくるためには、
「儲かる時にしっかり儲けて、その利益をストックしておくこと」
が重要です。
なお、利益の全てを残しておく必要はありませんし、
会社ではなく代表者がストックしていてもいいでしょう。

中小企業がしっかりと儲けるためには、
自らの得意分野、競合他社に対する優位点を、
顧客からの目線で正確に認識したうえで、
その分野に可能な限りの経営資源を集中することです。
そして何より重要なのが、長期的な経営計画です。
これにより1年ごとの経営成績に一喜一憂しない、
長期的な視点での経営が可能になります。

私どもの事務所が提供させていただく業務の本質は、
単なる税務申告や会計帳簿の作成ではなく、
「お客様が長期的な視点で不況期に強い体質をつくる、
そのためのお手伝いをさせていただくこと」
にあります。

お客様を担当させていただくスタッフが、
この本質を忘れることは決してありません。
そして時には、
経営者の方にとっては耳の痛いことであっても
必要だと思ったことは必ずお伝えし、お聞きいただく、
そういう意識を持ちながら日々の業務を行っております。

私どもの事務所でいただく報酬は決して高額ではありませんが、
安さで勝負するようなこともまたありません。

景気の変動や、短期的な業績のブレに一喜一憂しない、
そんな強さを持った中小企業が一社でも増えていただきたい、
このような私どもの理念をお認めいただける方と巡り合い、
長期にわたりお付き合いさせていただくことができれば、
本当に幸いでございます。

関東信越税理士会所属
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坂東公認会計士税理士事務所
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